気になってる人Lステップを使っているけれど、他にもLP作成ツールや会員サイトが必要で、管理が大変…



UTAGEで1本目のファネルがやっと完成しました。次の商品も同じ形で作りたいので、コピーして使い回したいんです。でも、コピーしたら元のファネルの登録先やリンクまで一緒に変わってしまわないか怖くて。それに、うっかり消したときのバックアップってどうすればいいんでしょうか。
わかります。
何日もかけて組んだファネルほど、触るのが怖くなるんですよね。
で、ここで多いのが「怖いから、毎回ゼロから作る」という選び方です。
先に答えを書くと、『コピーは怖くない。怖いのは”元のまま残っている場所”に気づかないこと』です。
残る場所を先に知っておけば、コピーはいちばん速くて安全な作り方になります。
先に、この記事の結論を3行で書きます。
①UTAGEのファネルは、ファネル一覧の「⋮」→【コピー】で丸ごと複製できます。ページ1枚だけなら「作成したファネルから追加」で取り込めます。
②コピーで事故が起きるのは、シナリオ・商品・URL・計測タグ・期限設定など”ファネルの外を指している設定”が元のまま残るときです。この記事の「複製後チェックリスト」を通せば防げます。
③バックアップは、編集の前にコピーを1本取ることです。消すと戻せないデータ(売上が付いた商品など)は、そもそも消さない運用にします。
- UTAGEで複製できるもの・できないもの(ファネル・ページ・シナリオ・配信アカウント)
- ファネルとページをコピーする手順と、シナリオを別アカウントへ移すときの注意点
- コピー後に元のまま残る7か所と、そのまま使える「複製後チェックリスト」
- マスターファネルで量産する運用の型と、消さないためのバックアップの考え方



ファネルのコピーは「料理のレシピをコピー機でとる」のと同じです。レシピは一瞬で増えます。でも「材料は○○スーパーで買う」と書いてあったら、コピーしても買い物先は同じスーパーのまま。UTAGEも同じで、ページはコピーされても、ページが指している”買い物先”は自分で書き換える必要があります。
申し遅れました、僕はLINEマーケティングの構築屋をしているたくといいます。
これまで『100アカウント以上』のLINE・UTAGE構築に関わってきました。
構築の現場では、ファネルをゼロから作ることはほとんどありません。
型になったファネルをコピーして、中身と参照先を差し替える。
この記事は、UTAGE公式マニュアルの仕様をベースに、その”差し替えの順番”を構築する側の目線でまとめたものです。
先に立場も書いておきますね。
この記事にはUTAGEの紹介リンクを置いています。
なので、コピーでは解決しないことや、UTAGEが合わない人のことも、ちゃんと書きます。


UTAGEの複製でできること・できないこと
UTAGEのファネル複製とは、作成済みのファネルやページの中身を、新しいファネル・ページとして丸ごと写し取る機能のことです。
コピーできる単位は「ファネル」「ページ」「シナリオ」「配信アカウント」の4つで、それぞれ写るものと写らないものが違います。
ここを最初に整理しておくと、あとで迷いません。
UTAGEは、LP(=登録や購入をしてもらうためのページ)を並べた「ファネル」と、メールやLINEを送る「シナリオ」が、別々の場所で管理されています。
なので、ファネルをコピーしても、シナリオまで一緒に増えるわけではありません。
下の表が、コピーの単位ごとの違いです。
| コピーする単位 | 操作する場所 | できること | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ファネル | ファネル一覧の「⋮」→【コピー】 | ステップとページをまとめて複製。一覧の一番下にコピーが作られる | ページが指しているシナリオ・商品は、ファネルの外にあるので増えない |
| ページ | ページ一覧の【ページ追加】→「作成したファネルから追加」 | 別のファネルにあるページ1枚を、今のファネルに取り込む | 取り込んだページのボタン・フォームの行き先は元のまま |
| シナリオ | シナリオ名の「⋮」→【コピー】/【別配信アカウントへコピー】 | 同じアカウント内で複製。または別の配信アカウントへ複製 | 別アカウントへのコピーでは、アクション・LINEテンプレートなど一部はコピーされない |
| 配信アカウント | アカウント名の「⋮」→【コピー】 | シナリオ設定を含めてアカウントごと複製 | LINE連携しているアカウントは、コピー先のLINE公式アカウントの情報入力が必須 |
表の「注意点」の列が、この記事の本題です。
コピーは”写す”機能です。
写した中身が何を指しているかまでは、UTAGEは勝手に書き換えません。
逆に言えば、指している先さえ差し替えれば、1本目に何日かけたファネルでも、2本目は差し替え作業だけで出せます。
ファネル・シナリオ・会員サイトがUTAGEの中でどうつながっているかは、UTAGEとは?仕組みを100件構築者が図解で全体図を見ておくと、この先の話が一気に分かりやすくなります。
UTAGEのファネル・ページを複製する手順
ファネルの複製は「⋮」→【コピー】の2クリックで終わります。
大事なのはコピーした直後に名前を変えることで、ここを飛ばすと元とコピーの見分けがつかなくなります。
ファネルを丸ごとコピーする3手順
- 上のメニュー【ファネル】を開き、コピーしたいファネルの右端「⋮」を押して【コピー】を選ぶ
- メッセージが出て、ファネル一覧の一番下にコピーが作られる
- すぐにコピーのファネル名を変える(例:【案件】A社_個別相談_2611)
3つ目はマニュアルには書かれていない、僕のルールです。
コピー直後のファネルは、元と同じ名前に「コピー」が付いただけの状態になりがちです。
この状態で一覧が10本、20本と増えると、どれが本番でどれが試作か、自分でも分からなくなります。
名前の付け方は、このあとの「マスターテンプレ運用の型」で決め方まで書きます。
ページ1枚だけを別のファネルに取り込む手順
「サンクスページだけ、前のファネルのものを使いたい」
そういうときは、ファネルごとではなくページ単位で持ってきます。
- 取り込み先のファネルの「ページ一覧」で【+追加】を押してページを足す
- 足したページの【ページ追加】を押す
- ページ内容の選択画面で【作成したファネルから追加】を選ぶ
- 「ファネル」の欄で、コピーしたいページが入っているファネルを選ぶ
- 表示されたページ一覧から、コピーしたいページの【+追加】を押す
- メッセージが出て、選んだページの内容が反映される
ページ単位で持ってくると、デザインと文章はそのまま使えます。
ただし、ボタンの行き先や登録フォームの登録先は”元のファネルの設定”のまま入ってきます。
次のH2のチェックリストは、ページ単位のコピーでも同じように通してください。
ファネルを組む全体の流れはUTAGEファネルの作り方|型3種と設定5手順にまとめています。
シナリオ・配信アカウントをコピーするときの注意
シナリオは、同じ配信アカウント内なら「⋮」→【コピー】、別の配信アカウントへなら【別配信アカウントへコピー】で複製します。
別アカウントへ移すと、アクション・LINEテンプレートなど一部のデータはコピーされないので、移した後に必ず作り直しが要ります。
- 同じアカウント内のコピー…「シナリオ名のコピー」という名前で同じアカウントに作られる
- 別の配信アカウントへのコピー…コピー先のアカウントを選ぶ。アクション(=登録やクリックをきっかけに自動で動く処理のこと)やLINEテンプレートは付いてこない
- 配信アカウントごとのコピー…元がLINE連携しているアカウントなら、コピー先のLINE公式アカウントの「Channel ID」「Channel secret」と、LINEログインの「チャネルID」「チャネルシークレット」を入れて【コピー】を押す
配信アカウントのコピーで、1つだけ覚えておいてほしいことがあります。
同じLINE公式アカウントを、UTAGEの2つの配信アカウントにつなぐのは避けてください。
UTAGEの公式マニュアルでも避けるべき操作として挙げられていて、最初につないだ側の連携が外れ、ステップ配信やボタンの反応が正常に動かなくなります。
「テスト用にアカウントをコピーして、同じLINEをつないでみる」は、本番のLINEを止める操作になるわけです。
コピー先には、テスト用の別のLINE公式アカウントを用意してください。
LINE公式アカウントのつなぎ方はUTAGEとLINE公式の連携方法|設定の全手順に書いています。
複製後に元のまま残る7か所|事故を防ぐチェック
コピーで起きる事故のほとんどは、”壊れる”のではなく”元のまま残る”ことで起きます。
見るべき場所は、ファネルの外を指している7か所です。公開前にこの7か所だけ確認すれば、事故はほぼ防げます。
コピーした新しいファネルから、元のファネルのシナリオに登録が入る。
新しい商品のLPなのに、購入ボタンを押すと前の商品の決済ページが開く。
新しいLPの訪問が、前の広告の計測に数えられる。
どれも”コピー元の設定がそのまま生きている”だけなんですよね。
しかも厄介なのは、ページの見た目は完璧に新しくなっているので、プレビューを眺めても気づけないことです。
なので僕は、見た目ではなく「指している先」を順番に見ていきます。
| 確認する場所 | 元のまま残ると起きること | 確認・差し替えのやり方 |
|---|---|---|
| ①登録フォームの登録先シナリオ | 新しいファネルの登録者が、元のシナリオに入って元の配信が届く | フォーム要素を開き、登録先が新しい商品用のシナリオになっているか見る |
| ②ボタン・リンクに直接貼ったURL | ボタンを押すと、元のファネルのページに飛ぶ | URLを手で貼ったボタン・テキストリンクを全部開いて書き換える |
| ③購入ボタンの商品・価格 | 前の商品・前の価格で決済される | 決済フォームや購入ボタンの商品を、新しい商品に差し替える |
| ④ファネルアクション・ラベル付与 | 新しい登録者に元の案件のラベルが付き、配信条件が混ざる | 登録時・購入時のアクションとラベル名を、新しい案件用に変える |
| ⑤計測タグ・JavaScript | 新しいLPの数字が、前の広告や前の計測に混ざる | 「ファネル共通設定」とページ設定の「カスタムJS」の中身を確認する |
| ⑥表示期限・ワンタイムオファー・カウントダウン | 期限切れの扱いで、意図しないページへ飛ばされる | 期限の基準とリダイレクト先を、新しいファネルのページにする |
| ⑦ページ名・タイトル・公開状態 | 検索やSNSのシェアに、前の商品名が出る。試作が公開されたままになる | ページのタイトル・説明文・シェア画像と、公開/非公開を見直す |
⑤と⑥は、UTAGE公式マニュアルにも「意図せずファネルページが別ページへリダイレクトされる」原因として、同じ場所が並んでいます。
特に、他のUTAGEユーザーから共有されたファネルを取り込んだときは、コピー元のリダイレクト設定が残ったままになることがある、と明記されています。
人からもらったテンプレートほど、⑤と⑥を丁寧に見てください。
共有テンプレートの扱い方はUTAGEテンプレートの選び方|売れる形に直す改変5手順で、確認する8か所まで書いています。


※図は運用の考え方の説明用です。実測値を示すものではありません。
コピペで使える「複製後チェックリスト」
コピーしたら、公開ボタンを押す前に下のチェックリストを上から順に通します。
メモ帳に貼って、案件ごとに□を■に変えながら使ってください。
【名前と置き場所】
□ ファネル名を【案件】【テスト】などの頭文字つきに変えた
□ ページ名・ページのタイトル・説明文から、元の商品名を消した
□ シェアしたときに出る画像を、新しい商品のものにした
【指している先】
□ 登録フォームの登録先シナリオが、新しい案件用になっている
□ ボタン・テキストリンクに直接貼ったURLを、全部開いて確認した
□ 購入ボタン・決済フォームの商品と価格が、新しい商品になっている
□ 登録時・購入時のアクションと付けるラベルが、新しい案件用になっている
□ サンクスページの「次に進むURL」が、新しいシナリオのLINE登録ページになっている
【隠れている設定】
□ 「ファネル共通設定」のJavaScript欄(head・bodyの最初・bodyの最後)を確認した
□ ページ設定の「カスタムJS」を確認した
□ 表示期限・ワンタイムオファー・カウントダウンの基準と、終了後の飛び先を確認した
□ PC表示だけでなく、スマホ表示でも同じ確認をした
【公開前テスト】
□ 自分のメールアドレスで1回登録し、新しいシナリオの1通目が届いた
□ 元のファネルのシナリオ読者一覧に、テスト登録が入っていない
□ テスト決済で、新しい商品として売上に記録された
□ テスト登録したデータを、テスト用のラベルで見分けられるようにした
この中で、いちばん効くのは【公開前テスト】の2つ目です。
「元のシナリオに、テスト登録が入っていないか」。
新しいシナリオに届いたかだけを見ると、”両方に入っている”事故を見逃します。
元のほうの読者一覧まで開いて、空振りしていることを確かめる。
これで①と④のズレは、ほぼ確実に見つかります。
マスターテンプレ運用の型|量産する人の管理方法
量産のコツは、型になるファネルを1本「マスター」として決めて、マスター自体は二度と直接編集しないことです。
使うときは必ずコピーし、止めたファネルは消さずに「旧」として残します。
「完成したファネルを、次の案件でもそのまま直して使う」
これをやると、前の案件の設定が1つずつ消えていきます。
そして3本目あたりで「最初の完成形がどうだったか」が誰にも分からなくなる。
なので、上の図のとおり3段に分けて回します。
- マスター…売れた形を、商品名や価格を【 】にした”穴あき”の状態で保存したもの。直接は触らない。直したいときは、マスターをコピーしてから直し、直したほうを新しいマスターにする
- 案件コピー…マスターをコピーして、穴を埋め、複製後チェックリストを通して公開するもの
- 旧…募集を止めたファネル。消さずに名前の頭を【旧】にして非公開にする
名前の頭は4種類だけにする
ファネル名の頭には【テンプレ】【案件】【テスト】【旧】のどれかを必ず付けます。
一覧を見ただけで「触っていいか」「公開中か」が判断できるのが目的です。
| 頭に付ける文字 | 何のファネルか | 名前の例 | 触っていいか |
|---|---|---|---|
| 【テンプレ】 | マスター(穴あきの型) | 【テンプレ】個別相談型_v2 | 直接は編集しない。コピー専用 |
| 【案件】 | 公開中・募集中のファネル | 【案件】自社_個別相談_2611 | 触る前にコピーを1本取る |
| 【テスト】 | 試作・動作確認用 | 【テスト】決済確認_2611 | 自由に触ってよい |
| 【旧】 | 募集を止めたファネル | 【旧】自社_個別相談_2604 | 非公開のまま残す |
末尾の4桁は「年の下2桁+月」です。
2026年11月なら「2611」。
並べたときに新しい順が分かるので、これだけで一覧の探しやすさがかなり変わります。
シナリオやラベルの名前も同じ考え方で揃えると、コピーしたときに「どれを差し替えるべきか」が名前で分かるようになります。
ラベルの名前の決め方はUTAGEのタグ管理|破綻しない命名規則5原則に、そのまま使える型を置いています。
僕がやらかした話:63本のファネルを、名前だけで整理し直した
ここは失敗談を書いておきます。
2026年8月、僕は自分のUTAGEアカウントの中を整理しました。
ファネル一覧を数えたら、63本ありました。
AIにUTAGEを組ませるテストをくり返していたので、テストで作ったファネルがどんどん増えていたんですよね。
しかも、そのテスト用のファネルはAIからは消せませんでした。
本番の案件と、テンプレと、テストと、もう使っていないファネルが、同じ一覧に混ざっている状態です。
で、やったことはシンプルです。
全部のファネル名の頭に、テスト・案件・テンプレ・旧の分類を付けました。
消すのではなく、名前で分けただけです。
それだけで「どれが動いているファネルか」が一覧で分かるようになりました。
この経験から言えるのは、『ファネルは増えるもの。増えても迷わない名前を、1本目から付けておく』ということです。
あとから63本を整理するより、最初の1本に頭文字を付けるほうが、ずっと楽です。
AIでUTAGEを組む話はUTAGE構築をAIで自動化する方法|MCP連携3手順に書いています。
なぜツールが分かれていると、複製で量産できないのか
LPだけをコピーするなら、どのツールでもできます。
量産が止まるのは、LP・配信・決済・会員サイトが別々のツールにあって、コピーのたびに”ツールのつなぎ目”を全部つなぎ直す必要があるときです。
先にフェアに書いておきます。
LP作成ツールにも、LINE配信ツールにも、ページやシナリオを複製する機能はあります。
1つのツールの中だけで完結する作業なら、どれでも速いです。
問題は、ファネルが1つのツールの中で完結していないときです。
| 2本目のファネルを作るときの作業 | ツールが分かれている場合 | UTAGEの場合 |
|---|---|---|
| LPを複製する | LPツールで複製 | ファネルをコピー |
| 登録先をつなぐ | 配信ツールで新しい登録先を作り、LPツールの埋め込みや連携設定を貼り直す | 同じアカウント内のシナリオを、フォームで選び直す |
| 決済をつなぐ | 決済ツールで商品を作り、決済リンクをLPに貼る。購入者を配信側に入れる連携も別に組む | 同じアカウントの商品を、購入ボタンで選び直す |
| 購入後の提供 | 会員サイトツールで受講者登録の連携を作り直す | 商品と会員サイトのコースを、同じアカウント内でつなぐ |
| 公開前テスト | ツールごとに管理画面を開いて、データが渡ったかを確認する | 1つの管理画面で、登録・決済・提供まで確認する |
LPのコピーは数秒です。
でも、ツールが分かれていると、その後ろの”つなぎ直し”が毎回、ツールの数だけ発生します。
しかも、この作業は1つでも忘れると、登録者が配信に入らない・購入者に講座が届かない、という事故になる。
これが「コピーしたのに、結局2本目も1本目と同じくらい時間がかかる」の正体なんですよね。
つまり、ファネルを量産するには、『LP・配信・決済・会員サイトが、同じ1つのアカウントの中で参照し合っていること』が必要条件です。
それを1つでやれるのが、UTAGEです。
参照先が全部同じ管理画面にあるので、コピーした後の差し替えも、さっきのチェックリスト1枚で終わります。
ツールを分けたときの月額の積み上がりは、UTAGEのコスト比較|一本化で年90万円減で数字を並べています。
ただ、乗り換えは一気にやらなくていいです。
今のツールで動いている導線はそのまま残して、次に作る1本だけをUTAGEで組んで、それをマスターにしてみる。
3本目をコピーで出したときに、作業時間の違いがはっきり分かります。


UTAGEのバックアップの考え方|消さない運用が基本
UTAGEのバックアップは「編集する前にコピーを1本取る」ことが基本です。
読者リストはCSVで書き出して手元に残し、売上が付いた商品など消すと戻せないデータは、そもそも消さない運用にします。
「UTAGEにバックアップのボタンはありますか?」
これもよく聞かれます。
僕が2026年10月に公式マニュアルを探した範囲では、ファネルを丸ごとファイルに書き出して保存する機能は見当たりませんでした。
なので、UTAGEでのバックアップは”別の場所に保存する”ではなく、“アカウントの中に控えを残す”という考え方になります。
公式マニュアルでも、リダイレクトの原因を調べるときは「念のため、ファネルページのコピーを行ってから」調査するよう書かれています。
コピーが、そのまま控えになるわけです。
| 守りたいもの | 控えの取り方 | タイミング |
|---|---|---|
| 公開中のファネル・ページ | ファネルをコピーし、名前を【旧】+日付にして非公開で残す | 文章やデザインを大きく直す前 |
| シナリオ(配信の中身) | シナリオをコピーして、元の名前+日付で残す | 配信の順番や本文を入れ替える前 |
| 読者リスト | シナリオの【読者一覧】→【CSV出力】でダウンロードする | 月に1回など、決まった日に |
| 売上・購入者のデータ | 商品データを削除しない(止めるときは販売を止めるだけにする) | 常に |
消すと戻せないものは、消さない
UTAGE公式マニュアルの「避けるべき操作」には、消すと取り返しがつかない操作がいくつも並んでいます。
コピーで増えた不要なものを片づけるときほど、削除ではなく「名前を変えて非公開」を選びます。
- 売上が付いた後の商品データを削除する…決済済みの売上データが消え、発行済みの領収書URLが開けなくなる
- イベントに連携しているリマインダ用シナリオを削除する…リマインドが届かなくなる
- 読者データを削除する…読者の削除機能はテストデータを消すためのもので、配信の記録は法令で残す必要があると案内されている
コピーで運用していると、似た名前のファネルやシナリオが増えて、つい消したくなります。
でも、消して困ることはあっても、残して困ることはほとんどありません。
一覧が散らかるなら、さっきの頭文字で整理すれば済みます。
僕が63本を”消さずに名前で分けた”のも、これが理由です。
セミナーのリマインドの組み方はUTAGEのリマインド配信設計|送る回数と3通テンプレに書いています。
UTAGEの複製機能のデメリットと、向かない人
UTAGEのコピーは「写す」だけで、参照先の差し替えまではやってくれません。
ファネルを1〜2本しか作らない人や、毎回まったく違う形で作る人には、マスター運用の手間のほうが大きくなります。
- 参照先は自動で差し替わらない…シナリオ・商品・URLは、コピーした後に自分で直す必要がある
- ファネルとシナリオは別々にコピーする…ファネルをコピーしても、配信まで一緒には増えない
- 別アカウントへのコピーは一部が付いてこない…アクション・LINEテンプレートなどは作り直しになる
- ファイルとして書き出すバックアップは見当たらない…控えはアカウントの中にコピーで残す形になる(2026年10月時点で、僕がマニュアルを確認した範囲)
- コピーすると一覧が増える…名前のルールがないと、すぐにどれが本番か分からなくなる
なので、こういう人には無理に勧めません。
- LP1枚とLINEだけで完結していて、2本目のファネルを作る予定がない人
- 商品ごとに導線の形がまったく違い、使い回せる”型”がない人
- 外部のサーバーにファイルとして丸ごと保存できないと不安な人
それでも僕がUTAGEでファネルを量産する理由は、1つです。
2本目からは、作る仕事が「組み立て」から「差し替え」に変わるからです。
1本目で売れた形がわかったら、あとはその形をコピーして、商品とシナリオを差し替えるだけ。
新しい商品を出すたびに導線をゼロから組んでいたら、売れた形を試す回数そのものが減ってしまうんですよね。
UTAGE全体の弱点も含めて判断したい人は、UTAGEのデメリット7つ|100件構築の本音を先に読んでおくと安心です。


今日やること:1本をマスターにして、コピーを1本作る
今日やることは、いちばん反応がよかったファネルを1本コピーして【テンプレ】と名前を付け、そこから【テスト】のコピーを1本作ってチェックリストを通すところまでです。
1回通すと、自分のファネルで”元のまま残る場所”がどこか、体で覚えられます。
UTAGEをまだ使っていない人は、14日間の無料期間で試せます。
UTAGEの通常プラン(スタンダード)は月21,670円(税込)です。
ただし、この記事のリンク経由で登録すると月9,700円のライトプランで始められます。
期間内に解約すれば費用はかかりません。
無料期間のうちに、ファネルを1本作って、それをコピーしてみてください。
コピーしたファネルの登録フォームを開いて、登録先のシナリオを選び直す。
その作業が1つの画面で終わることを見るだけで、量産のイメージが一気にわきます。
登録してから最初に何を作るかはUTAGEの始め方|最短3日で売れる形にする全手順、14日間の進め方はUTAGEの無料トライアル|14日の使い倒し方に書いてあります。
ファネルは、作品ではなく型です。
1本目は時間をかけて組む。
2本目からは、コピーして差し替える。
そのために、マスターは触らず、名前で分けて、消さずに残す。
この3つを決めておけば、あなたのファネルは作るたびに”資産”として積み上がっていきます。
通常21,670円→このリンク経由なら月9,700円のライトプラン/期間内解約で費用ゼロ
登録は約3分
よくある質問(FAQ)
- UTAGEでファネルをコピーするにはどうすればいいですか?
上のメニュー「ファネル」を開き、コピーしたいファネルの右端の「⋮」から「コピー」を選びます。メッセージが表示され、ファネル一覧の一番下にコピーが作られます。ページ1枚だけを使いたい場合は、ページ一覧で「ページ追加」から「作成したファネルから追加」を選び、コピーしたいページを取り込みます。
- ファネルをコピーすると、シナリオや商品もコピーされますか?
シナリオや商品はファネルとは別の場所で管理されているため、ファネルをコピーしても一緒には増えません。コピーしたファネルの登録フォームや購入ボタンは元のシナリオ・商品を指したままになることがあるので、公開前に新しい案件用のシナリオと商品に差し替えてください。シナリオはシナリオ名の「⋮」から別にコピーできます。
- シナリオを別の配信アカウントにコピーできますか?
できます。シナリオ名の「⋮」から「別配信アカウントへコピー」を選び、コピー先のアカウントを指定します。ただし、アクションやLINEテンプレートなど一部のデータはコピーされないため、コピー先で作り直しが必要です。シナリオ設定を含めて配信アカウントごと複製する方法もあり、LINE連携しているアカウントではコピー先のLINE公式アカウントの情報入力が必要です。
- UTAGEにバックアップ機能はありますか?
2026年10月に公式マニュアルを確認した範囲では、ファネルを丸ごとファイルに書き出す機能は見当たりませんでした。編集の前にファネルやシナリオをコピーして、名前に日付を付けて残しておくのが実質的なバックアップになります。読者リストは、シナリオの読者一覧の「CSV出力」からダウンロードできます。
- コピーしたファネルが別のページに飛んでしまいます。なぜですか?
コピー元のリダイレクト設定が残っている可能性があります。「ファネル共通設定」のJavaScript欄、ページ設定の「カスタムJS」「表示期限」「ワンタイムオファー」、カウントダウン要素の終了後の動作、カスタムHTML要素、ポップアップの順に確認してください。PC表示だけでなくスマホ表示に置いた要素も確認が必要です。
この記事は2026年10月22日に公開しました。手順と仕様はUTAGE公式マニュアル「ファネル・ページをコピーする方法」、「シナリオのコピー方法」、「配信アカウント(シナリオ設定含む)を複製する方法」、「意図せずファネルページが勝手に別ページへリダイレクトされてしまう」、「NG操作一覧」、「シナリオの読者一覧を見るには?(CSVダウンロード)」を確認して書いています。複製後に確認する7か所・名前の付け方・マスター運用は、構築する側としての運用ルールです。画面や項目名、料金は変更されることがあるため、設定の前に公式マニュアルと実際の画面で最新の内容を確認してください。








