気になってる人Lステップを使っているけれど、他にもLP作成ツールや会員サイトが必要で、管理が大変…



UTAGEを使い始めてからタグが増え続けて、今ではどれを使えばいいのか分からなくなりました。似たような名前のタグが並んでいて、配信のたびに一覧をスクロールしています。今さら整理できる気がしません。
わかります。
僕も最初のころは、思いついた順にタグを足していました。
でも100アカウント以上の構築に関わってきて分かったのは、タグが破綻するのは「数が多いから」ではなく「名前に規則が無いから」だということです。
先に、この記事の結論を3行で書きます。
①タグは減らさなくていい。頭に3文字の分類用プレフィックスを付けるだけで、数が増えても迷わなくなる。
②分類は4つで足りる。「流入元・行動・状態・商品」。この4つに入らないタグを作り始めた時が破綻の入口。
③シナリオは1本1目的に割る。1本に複数の目的を詰めると、解除条件が絡まって直せなくなる。
- タグ運用が破綻する4つの典型パターンと、その根っこ
- そのままコピペできるタグ命名規則テンプレ(4分類のプレフィックス体系)
- シナリオを1本1目的で割る設計図と、入口・出口条件の決め方
- 月1回の棚卸し手順と、すでに破綻したアカウントの立て直し5ステップ



先に言っておくと、いちばんやってはいけないのが『とりあえず要らなさそうなタグを消す』です。どのタグがどの条件に使われているかを調べる前に消すと、配信が静かに止まります。
僕はLINEマーケティングの構築屋として、100アカウント以上の構築に関わってきました。
ゼロから自分で作ったものもあれば、他の人が作ったものを引き継いだものもあります。
その引き継ぎ案件でいちばん多い相談が、このタグ地獄です。
この記事では、その現場で固まった命名規則をそのまま公開します。


結論|タグは「減らす」のではなく「増えても迷わない形」にする
タグ管理の答えは、タグを減らすことではありません。
名前を見ただけで用途が分かる状態にして、増えても壊れない体系にすることです。
理由は単純です。
運用を続ける限り、タグは必ず増えます。
企画をやれば増えるし、商品を追加しても増えます。
増えること自体は問題じゃないんですよね。
問題なのは、増えたときに探せなくなることです。
| # | 原則 | 具体的にどうするか |
|---|---|---|
| 1 | プレフィックスを固定する | 頭に3文字+アンダーバーを付けて分類する(src_ / act_ / sts_ / prd_) |
| 2 | 分類は4つまで | 流入元・行動・状態・商品。5つ目を作りたくなったら既存のどれかに寄せる |
| 3 | 1タグ1事実 | 「申込み」と「参加」を1つのタグで兼ねない。兼ねた瞬間に絞り込めなくなる |
| 4 | 状態タグは付け替える | sts_ は同時に2つ付かない設計にする(追加ではなく付け替え) |
| 5 | 消す前に使用箇所を調べる | シナリオの条件・配信の絞り込み・フォームの自動付与の3つを先に確認する |
この5つを守るだけで、タグが何十個になろうと探し方は変わりません。
逆に、この5つが無い状態でタグを減らしても、半年後に同じ状態に戻ります。
整理ではなく、規則を先に決める。
これが順番です。
そもそもUTAGEのタグとシナリオは何が違うのか
UTAGEのタグとは、読者一人ひとりに貼る「目印」のことです。
そしてシナリオとは、登録した人に順番にメッセージを送る「配信の1本のまとまり」のことです。
| 役割 | 身近な例えで言うと | |
|---|---|---|
| タグ | 読者に貼る目印。「誰が何をしたか」の記録 | 名札に貼るシール。何枚でも貼れる |
| シナリオ | 送る順番と間隔を決めた配信の束 | 決まった順に流れるベルトコンベア |
つまり、タグは「状態」で、シナリオは「流れ」です。
この2つを分けて考えられると、設計は一気に楽になります。
逆に、シナリオの中でしか使わないタグを増やし続けると、すぐに一覧が埋まります。
これからUTAGEを導入する人は、先にUTAGEとは?仕組みを図解で全体像を掴んでおくと、この先の話がすっと入ります。
タグ設計は、何ができるツールなのかを知ってからの方が早いです。
タグ運用が破綻する4つの典型パターン
タグが破綻しているアカウントは、たいてい次の4パターンのどれかに当てはまります。
しかも、どれも「最初の1ヶ月は快適だった」ところから始まります。
| パターン | 何が起きるか | 根っこの原因 |
|---|---|---|
| ①同義タグの増殖 | 「セミナー参加」「セミナー参加者」「参加済」が並び、毎回どれを選ぶか迷う | 名前を付けるルールが無く、つける日によって揺れる |
| ②日付・回数の直書き | 半年後に「7月セミナー」が何のことか分からなくなる | 企画名ではなく時期を名前に埋め込んだ |
| ③状態タグの付けっぱなし | 購入済みの人に「まだ申し込んでいませんか?」が届く | 付ける設計だけで、外す・付け替える設計が無い |
| ④誰も消せないタグ | 一覧が伸び続け、新しいタグを作るのさえ怖くなる | どこで使われているかを調べる手段を持っていない |
とくに③は、売上に直接影響します。
購入者にセールスが届くのは、読者から見れば「この人は僕のことを見ていない」というメッセージになるからです。
技術的なミスではなく、信頼の問題になる。
だからタグ設計は、地味に見えて実は売上の話なんですよね。
引き継いだアカウントで、一番時間がかかった作業
以前、タグ一覧が画面何枚分もスクロールするアカウントを引き継いだことがあります。
このときに一番時間がかかったのは、タグを消す作業ではありませんでした。
『このタグはどこで使われているのか』をひとつずつ辿る作業です。
シナリオの開始条件、解除条件、配信の絞り込み、フォームの自動付与。
全部を開いて確かめないと、消していいかどうかが判断できないんです。
作った本人が規則を決めていれば、タグ名を見た瞬間に終わっていた話です。
命名規則は、未来の自分と、引き継ぐ人のために書くものなんだなと思いました。
命名規則の正解|4分類のプレフィックスをコピペする
命名規則は、頭に3文字のプレフィックス(=分類用の接頭辞)を付けるだけで9割解決します。
難しいルールは要りません。覚えるのは4つだけです。


| 頭3文字 | 意味 | 何を記録するか | 例 |
|---|---|---|---|
| src_ | source=流入元 | どこから来た人か | src_instagram / src_lp_a / src_ad_meta |
| act_ | action=行動 | 何をしたか(事実の記録) | act_seminar_apply / act_seminar_join |
| sts_ | status=状態 | 今どの段階か(同時に1つ) | sts_lead / sts_prospect / sts_customer |
| prd_ | product=商品 | 何を持っているか | prd_course_main / prd_bump_a |
この4つに入らないタグを作りたくなったら、それはタグではなくメモで済む情報です。
分類を5つ目に増やした瞬間から、体系は崩れ始めます。
ここは意地で守ってください。
そのままコピペできる命名規則テンプレ
下のテンプレをメモアプリに貼って、括弧の中を自分の企画名・商品名に置き換えれば完成です。
【タグ命名規則テンプレ】
■ 書式:プレフィックス_内容(半角小文字・区切りはアンダーバー)
src_ 流入元(どこから来たか)
src_instagram
src_youtube
src_lp_(LP名)
src_ad_(媒体名)
act_ 行動(何をしたか)
act_(企画名)_apply 申し込んだ
act_(企画名)_join 参加した
act_(企画名)_noshow 申し込んだが来なかった
act_video(番号)_watch 動画を見た
act_form_(フォーム名) フォームに回答した
sts_ 状態(同時に1つだけ・付け替える)
sts_lead → sts_prospect → sts_customer → sts_repeat
prd_ 商品(何を持っているか)
prd_(商品名)
prd_(商品名)_refund
■ やらないこと
・タグ名の先頭に日本語を置かない(一覧の並び順が崩れる)
・日付を名前に入れない(「7月セミナー」→ act_seminar07_apply)
・1つのタグに2つの意味を持たせない(申込と参加は別タグ)
半角小文字にそろえる理由は、一覧が種類ごとに固まって並ぶからです。
日本語で始めると五十音でバラけて、探すたびにスクロールすることになります。
見た目の問題じゃなくて、探す時間の問題です。
もちろん、今日から既存のタグを全部英語にしろ、という話ではありません。
新しく作るタグから規則を適用して、古いタグは棚卸しのタイミングで寄せていけば十分です。
一気にやろうとして手が止まるのが、この手の改善で一番多い失敗です。
作ったタグを実際の配信で使うときの絞り込み方は、UTAGEセグメント配信のやり方|絞り込み条件5パターンにまとめてあります。
命名規則と絞り込みはセットで考えると、どちらも楽になります。
そして、act_ のタグをいちばん増やしてくれるのがフォームです。読者に答えてもらった内容をそのままタグに変える設定は、UTAGEフォームの作り方|回答率が上がる設問7原則に手順とコピペできる設問テンプレを載せました。
命名規則を先に決めてからフォームを作ると、タグが散らかりません。


シナリオ構成の設計図|1本1目的で割る
シナリオは、1本につき目的を1つだけにしてください。
教育と販売とフォローを1本に詰めると、途中で止める条件が絡まって、後から直せなくなるからです。
- 目的を1つだけ書く:「このシナリオのゴールは何か」を一文で。例=個別相談に申し込んでもらう。文面を書くのはこの後
- 入口条件を決める:どのタグが付いたら開始するか。例=src_ で始まるタグのどれかが付いたら
- 出口条件を先に決める:何が起きたら止めるか。例=act_(企画名)_apply が付いたら解除する
- シナリオ名も規則に乗せる:番号+目的で並べる。例=01_lead_nurture / 02_seminar_invite / 03_after_purchase
この4つの中で、いちばん大事なのは③の『出口条件を先に決める』です。
申し込んだ人に「まだ申し込んでいませんか?」を送ってしまう事故は、ほぼ全部ここを決めていないことから起きます。
人は、自分の行動が見られていないと感じた瞬間に離れます。
送る設計より、止める設計の方が大事なんですよね。
シナリオの中身を何通でどう組むかは、UTAGEステップ配信の設定と売れるシナリオ設計で、7通の構成ごと公開しています。
本記事は「入れ物と名前」の話、あちらは「中身」の話です。
月1回の棚卸し手順|先に消さないのが鉄則
タグは作るときより、放置したときに壊れます。
月に1回だけ棚卸しの時間を取ると、破綻はほぼ防げます。
- タグ一覧を開いて、プレフィックスが付いていないタグを書き出す
- そのタグがどこで使われているかを調べる(シナリオの開始・解除条件、配信の絞り込み、フォームの自動付与の3つ)
- 使われているものは、消さずに新しい名前へ付け替える
- どこにも使われていないものだけを削除する
- sts_ の状態タグが二重に付いている読者がいないか確認する
③と④を逆にしないでください。
先に消すと、そのタグを条件にしていた配信が静かに止まります。
この『静かに』がいちばん厄介です。
エラーが出ないので、数週間気づかないことがあります。
気づいたときには、本来届くはずだった人に何も届いていない。
このロスは後から取り戻せません。
すでに破綻しているアカウントの立て直し5ステップ
すでにタグが破綻していても、全部作り直す必要はありません。
下の順番でやれば、配信を止めずに新しい体系へ移し替えられます。
- 今動いているシナリオと配信だけを書き出す:使っていないものは無視する。ここで範囲を狭めるのがコツ
- その中で実際に使われているタグだけに印を付ける:多くのアカウントで、印の付かないタグが大半を占めます
- 印の付いたタグに、新規則の名前を並行で用意する:新旧の両方を付ける期間を作る
- 配信・シナリオの条件を新しいタグに差し替える:ここまで来ても古いタグはまだ消さない
- 2週間動かして問題が無ければ、古いタグを消す:ここで初めて削除する
僕がやるときは、必ず③の「新旧を両方付ける期間」を挟みます。
一気に差し替えて事故が起きると、原因の切り分けができなくなるからです。
遠回りに見えて、これが一番早いんですよね。
なぜツールを分けていると、タグ設計は必ず破綻するのか
タグ設計がいちばん壊れるのは、LINE・メール・LP・決済が別々のツールに分かれているときです。
同じ人の情報が、ツールの数だけ別々に持たれるからです。
継ぎ接ぎで組んでいると、こうなります。
LINE配信ツールには「タグ」。
メール配信スタンドには「グループ」。
決済サービスには「購入履歴」。
呼び名も分類の粒度も違う3つを、人力で突き合わせることになります。
そして、この突き合わせは必ず手作業になります。
CSVを書き出して、メールアドレスで照合して、購入者にタグを付け直す。
「購入者をセールス配信から外す」という当たり前のことをやるのに、毎回作業が発生するんです。
僕が現場で見てきた『購入者にセールスが届いた』事故は、ほぼこの形です。
つまり、タグの命名規則をどれだけ綺麗にしても、人の情報が分断している限り限界があります。
必要なのは、集客から教育・販売・提供までを『1つの場所で自動化できるインフラ』です。
読者の情報が1箇所に集まっていれば、タグは1系統で済みます。
僕が構築でUTAGEを使っているのは、LP・LINE配信・メール・決済・会員サイトが1つに入っていて、読者の情報が1箇所に集まるからです。
ツールを分けた場合に月額がどう積み上がるかは、UTAGEのコスト比較|一本化で年90万円減で数字を出しています。
もちろん良いことばかりではないので、UTAGEのデメリット7つ|100件構築の本音も先に読んでおいてください。
合わない人には、僕もはっきり合わないと言っています。


タグ命名規則チェックリスト(そのまま使えます)
上から順に確認してください。
チェックが付かない項目が3つ以上あるなら、半年以内に見失います。
- ①全ての新規タグにプレフィックス(src_ / act_ / sts_ / prd_)が付いている
- ②分類が4つに収まっている(5つ目を作っていない)
- ③タグ名は半角小文字で、先頭に日本語を置いていない
- ④タグ名に日付(「7月」等)を直接入れていない
- ⑤「申込」と「参加」が別のタグになっている
- ⑥sts_ の状態タグが、同じ読者に2つ以上付いていない
- ⑦商品を購入した人に prd_ が自動で付く設定になっている
- ⑧全てのシナリオに、目的が1つだけ書いてある
- ⑨全てのシナリオに、出口(解除)条件を設定してある
- ⑩セールス配信の絞り込みに「prd_ を持っている人を除外」が入っている
- ⑪月に1回、タグ一覧を開いて棚卸しする日を決めている
- ⑫タグを消す前に、使用箇所3か所(シナリオ条件・配信の絞り込み・フォーム)を確認している
①〜⑤が命名、⑥〜⑩が設計、⑪⑫が運用です。
コピーしてメモアプリに貼り、埋まった項目からチェックを入れていくのが一番早いです。
正直に言うと、ここまでやらなくていい人もいます
タグ設計は、規模が小さいうちはやりすぎると逆に手が止まります。
下に当てはまる人は、プレフィックスだけ決めて先に進んでください。
- 読者が数百人で、配信は全体配信だけ:絞り込む場面が無いので、4分類を全部使う必要はない。src_ と prd_ の2つで十分
- 商品が1つだけで、販売も年に数回:「購入者かどうか」の1つで回る。先に命名規則を作り込むのは後回しでいい
- まだリストが集まっていない:先にやるべきは入口作り。タグの整理で登録者は増えない
ただし、ひとつだけ例外があります。
「自分ひとりで運用しているから規則は要らない」という判断だけは、やめておいた方がいいです。
半年後の自分は、ほぼ他人です。
人は自分が作ったルールを覚えているつもりで、実際は2ヶ月で忘れます。
規則を書くのは、記憶を信用しないためです。
費用と、今日の最初の一歩
LINE・メール・LP・決済・会員サイトを1つにまとめる場合、UTAGEの通常プラン(スタンダード)は月21,670円です。
ただし、この記事のリンク経由で登録すると月9,700円のライトプランで始められます。
ライトプランは紹介制で、公式サイトからは申し込めないプランです。
LP・LINE配信・決済・会員サイト・メールを別々に契約すると合算で月7〜10万円になるので、まとめた時点で固定費はかなり変わります。
14日間は無料で、期間内に解約すれば費用はかかりません。
そして、今日の最初の一歩です。
タグ一覧を開いて、一番上のタグに src_ / act_ / sts_ / prd_ のどれが当てはまるかを書いてみてください。
どれにも当てはまらないなら、そのタグは今日から使わなくていいタグです。
1行書くだけで、規則作りは始まります。
14日間で何をどこまで試すかは、UTAGEの無料トライアル|14日の使い倒し方に日別で書いてあります。
通常21,670円→このリンク経由なら月9,700円のライトプラン/期間内解約で費用ゼロ・登録は約3分
よくある質問(FAQ)
- UTAGEのタグはいくつまで作っていいですか?
数の上限を気にするより、命名規則を先に決める方が重要です。頭に src_(流入元)act_(行動)sts_(状態)prd_(商品)のプレフィックスを付けておけば、タグが何十個に増えても一覧が種類ごとに固まって並び、探す時間は変わりません。逆に規則が無いと、30個でも毎回迷う状態になります。
- タグとシナリオはどう使い分けますか?
タグは「状態の記録」、シナリオは「送る流れ」です。誰が何をしたかをタグで残し、そのタグを入口条件・出口条件にしてシナリオを動かします。シナリオは1本につき目的を1つに絞るのがコツで、教育と販売とフォローを1本に詰めると、後から条件を直せなくなります。
- 使っていないタグは消しても大丈夫ですか?
消す前に、そのタグが使われている場所を3か所確認してください。①シナリオの開始・解除条件、②配信の絞り込み条件、③フォームの自動付与の3つです。ここを見ずに消すと、そのタグを条件にしていた配信がエラーも出さずに止まり、数週間気づかないことがあります。
- 日本語のタグ名でも問題ないですか?
動作上の問題はありません。ただし日本語で始めると一覧が五十音でバラけ、種類ごとに固まらないので探すのに時間がかかります。おすすめは、頭のプレフィックスだけ半角小文字にして、後ろの内容は日本語でもいいという運用です。入り口だけ揃えれば、並び順の問題は解消します。
- すでにタグが破綻しています。作り直した方が早いですか?
作り直す必要はありません。①今動いているシナリオと配信だけを書き出す、②そこで実際に使われているタグに印を付ける、③そのタグに新規則の名前を並行で用意する、④条件を差し替える、⑤2週間問題が無ければ古いタグを消す。この順番なら配信を止めずに移行できます。








